不登校のサインを見逃さない|最初に親が気づくべき10のチェックリスト

母と子供がすれ違っているイメージ

なんだか最近、学校へ行く準備が遅い。
朝も起きられない。

息子

学校…休む…行きたくない

こんな言葉に、戸惑ったり焦る気持ちはありませんか?

もしかしたら怒りの気持ちも起きているかもしれません。

不登校の兆候に気づき始めた親御さんへ

この記事について
  • 不登校のサインチェックリスト
  • 心に寄り添う3ステップ
  • 絶対NG対応

まず最初に何を知り、どのように行動していけば良いのかをまとめたチェックリストをご紹介します。

結論として、もしチェックリストに当てはまったら焦らずに、できることから行動していくことが必要です

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いろは

看護師 × 特別支援員 × 不登校のママ

医療・福祉・教育現場での経験と不登校の子を持つ母の実体験も踏まえ、
不登校家庭向け情報を発信しています。

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目次

不登校のサインがわかるチェックリスト

不登校のサインチェックリストの図解

子どもの様子に異変を感じたら、それは不登校のサインかもしれません。
単なるわがままではない可能性も十分にあります。

チェックリスト】こんな兆候はありませんか?
  • 朝、なかなか起きられない
  • 学校に行く時間になると体調不良を訴える(頭痛、腹痛など)
  • 学校の話をすると口数が減る、あるいは不機嫌になる
  • 以前より笑顔が減った、無気力に見える
  • ゲームやスマホに没頭する時間が増えた
  • 夜更かしするようになった、寝付きが悪い
  • 食欲がない、あるいは過剰に食べる
  • 些細なことでイライラしたり、感情的になったりする
  • 宿題や学校へ行く準備への意欲がない
  • 学校に行こうとすると泣き出す、パニックになる

もし一つでも当てはまる項目があれば、お子さんの心に何か負担がかかっている可能性があります。
次に進み、親御さんができることを確認していきましょう。

不登校の親ができる心に寄り添う3ステップ

子どもの不登校の兆候に気づいたら、親御さんがまず実践すべき大切な3つのことがあります。
この3つはお子さんの心をこれ以上傷つけず、信頼関係を築き直すための基盤となります。

ステップ1:子どもを「叱らない」

子どもが学校に行かないことに、ついイライラしたり、将来を心配して叱ってしまったりする気持ちはよくわかります。
特に、勉強や締切のある準備ができていないと成績に影響するのではないかとか、こんな態度では将来仕事に行けるのかなど心配になってしまいますよね。

しかし、この時期の「叱る」という行為は、お子さんの自己肯定感をさらに低下させ、心を閉ざすきっかけになりかねません。

  • 感情的に反応しない
    「どうして学校に行かないの!」「みんな行ってるでしょ!」といった言葉は逆効果です。
  • 子どもの「できない」を責めない
    学校に行けないのは、お子さん自身が一番苦しんでいることかもしれません。

ステップ2:子どもの気持ちを「否定しない」

否定しないというのは、なんでも言うことをきくということではありません。

「学校に行きたくないなんて、甘えているだけ」
「そんなこと言わないで、頑張りなさい」
不登校になったらどうしよう…そんな焦りから否定的な言葉が出てくることがあります。

話してくれた言葉を打ち消す言葉は、子どもの心を深く傷つけます。
「行きたくない」という気持ちには、必ず何らかの理由があります。
理由があってもうまく言葉にできなかったり、言いたくない場合もあります。

ようやく話してくれたその言葉。
それがたとえ親から見て些細な理由に思えても、お子さんにとってはとても大きな問題なのです。

  • 「そんなことない」と言わない
    子どもの発言や感情を遮らず、まずは受け止める姿勢を見せましょう。
  • 「~すべき」を押し付けない
    「学校は行くべきもの」という親の価値観を一時的に脇に置き、子どもの現状を尊重しましょう。

ステップ3:子どもの「話を聞く」姿勢を持つ

「学校に行きたくないなんて、何を考えているかわからない…」と、つい焦って聞き出したくなってしまいますよね。

言葉が少ないと、理由についてもっと突っ込みたくなるし、こちらの考えをたーーっぷり伝えたくなってしまいます。

でも今、お子さんは話したいときですか?
話したがっているサインを見逃さず、いつでも耳を傾ける準備をしましょう。
ただし、無理に聞き出そうとせず、お子さんから話してくれるのを待つ姿勢も大切です。

ふと話してくれたら、途中で口を挟まず、最後まで「うんうん」と相槌を打ちながら聞くことに徹してください。

  • 聞き上手」になる
    アドバイスや解決策を提示する前に、まずは共感的に聞くことを心がけましょう。
  • 沈黙も大切にする
    無理に会話を続けようとせず、子どもが考えをまとめる時間を尊重しましょう。
  • 場所やタイミングを工夫する
    リビングでリラックスしている時、散歩中など、子どもが話しやすい雰囲気を作ってあげましょう。

3.【絶対NG】子どもの不登校で親がしてはいけない行動

不登校の親がしてはいけない行動5つを図解

良かれと思って行った行動が、子どもの心をさらに追い詰めてしまうことがあります。
ここでは、不登校の兆候が見られるお子さんに対して、親御さんが避けるべきNG対応を具体的に挙げます。

もしも「同じ行動をしていた」「似たようなことをしてしまった」と感じても落ち込まないでください。
誰よりも大切な子どもを想って、一生懸命だったのですから。

私もどうしたらいいのかわからなくて、たくさんのNG行動していました。

NG対応1:子どもを責める

あなたのせいで、うちが大変なことになった!
どうしてこんな風になっちゃったの?

子どもを責める言葉は、子どもの自尊心を深く傷つけ、「自分はダメな人間だ」という自己否定の感情を強めてしまいます。
少し見る角度を変えて、家を安全な場所として選んでくれた。命を守ってくれたと考えてみると苦しい気持ちも和らぐかもしれません。

NG対応2:親が自分を責める例

私の育て方が悪かったのか…
もっとこうしていれば…

親御さんが自分を責め続けると、精神的に疲弊し、周囲に気持ちを向けることが難しくなってしまいます。
つまりお子さんをサポートするエネルギーが枯渇してしまいます。

子どもが不登校になったのは、親御さんだけの責任ではありません。まずは、ご自身の心を労わることも大切です。

NG対応3:無理やり学校に行かせる

今日は絶対学校に行きなさい!
無理やりにでも連れて行く!

無理やり学校に行かせようとすると、子どもは身体的にも精神的にも大きな負担を感じ、学校への恐怖心を一層強めてしまいます

場合によっては、親への不信感にもつながりかねません。

特に、身体がまだ小さかったり抵抗する気力が失われている場合、親の力に敵うはずがありません。

その出来事が深い悲しみや嫌な思い出になってしまい、より学校や親との溝を深めてしまします。

NG対応4:否定する

そんなこと言ってないで、学校に行けば楽しくなるわよ
みんな我慢して行ってるんだから

お子さんの気持ちや辛さを否定する言葉は、「私の気持ちは理解してもらえない」という絶望感を与え、親子の間に溝を作ってしまいます。

「みんな行っているんだから」という言葉は、そうではないあなたはダメだと言っているようにも捉えられます。

我慢し続けないといけない、まだ足りないという意味を含んだ言葉は「すでに限界の心」には逃げ場をなくしてしまいます。

NG対応5:感情的に話す

もう知らない!勝手にしなさい!
どうしていつもそうなの!

感情的になって子どもに接すると、お子さんは恐怖や不安を感じ、自分の気持ちを表現することをためらうようになります。

  • 話しても怒られる
  • 自分の考えは否定される

そう思う相手には気軽に相談しようと思えないですよね。
冷静さを保ち、落ち着いて話すことが、お子さんが安心して心を開くための第一歩です。

まとめ:不登校のサインを見逃さず優しく寄り添う

明るい気持ちで前向きになれた不登校の母親のイメージ

お子さんの不登校は、親御さんにとっても本当に辛く、先が見えないトンネルの中にいるような気持ちになるかもしれません。

でも、どうか一人で抱え込まないでください。

子どもの変化に気づき、叱らず、寄り添うことが最初の一歩です。

お子さんのことでいっぱいになりがちですが親自身のケアも重要です。

抱え込むのではなく、なるべく多くの相談できる場所を知る、話せる場所を作ることはお子さんの助けになるだけではなくご自身の心を軽くしてくれるでしょう。

▼学校以外の居場所や相談する場所を知りたい方は、こちらの記事で紹介しています。

▼親自身のケアについては、こちらの記事で紹介しています。

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いろは
看護師 × 特別支援員 × 不登校ママ:親子の「心」と「学び」に寄り添う発信者
看護師・特別支援員として医療や福祉、教育の現場に携わってきた知識と、不登校という状況に向き合ってきた子どもを支える親としての実体験をもとに情報発信しています。

「心の安定」と「将来の自律」を両立させるため、親子のメンタルケアの視点から、子どもに合う複数の学習支援サービスを比較・検証してきました。

きれいごとだけでは解決できない不登校の悩みに寄り添い、お子さんとご家族が、今日より少しだけ安心して眠れる選択肢を一緒に考えるための記事づくりを心がけています。

※本記事は個人の体験に基づく情報提供を目的としており、医療・教育的助言を意図するものではありません。お子さんの状況に応じて、専門家へのご相談をおすすめします。
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