
子どもが不登校でノイローゼになってしまいそう。私、もう限界なのかな。
子どもより自分が壊れそうに感じているのは、あなたが弱いからではありません。
あなたは休みなく、たくさん考えながら対応を続けでお子さんに向き合ってきたからです。
結論として、今は「何かを頑張る」より、無理をせず「何をやめるか」を考えることが先です。

※この記事は、少しでも心が軽くなればと願って書いた一般的な情報です。医療行為や診断の代わりにはならないため、「ノイローゼかも…」とつらい時はどうか一人で抱え込まず、専門の病院や相談窓口も頼ってくださいね。
こんな状態が続いていませんか?
毎日続く孤独感。
不安や思い通りにならない怒り。
支えないと、焦り。
本当はもっといい対応ができたかもしれないという罪悪感。
こんな気持を抱えながら、あなたは真剣に考えて、一人で走って頑張ってきました。
今、次のような状態が続いていませんか?
- 涙が止まらない
- 疲れているのに眠れない
- 休んでも疲れが取れない
- 食欲がない、逆に過食気味
- 子どもや家族にイライラしやすくなった
- 学校からの電話が怖い
- 普段の仕事や家事がスムーズにいかない
- 何も考えたくない、逃げ出したい
いくつか当てはまった方は、心がかなり消耗しているサインです。
仕事や外ではなんとかやり過ごせていても、一人になった時に疲れが急に出ることもあります。
「ノイローゼかどうか」を自分で決める必要はありません。
これらの状態は、あなたの脳と身体が疲れているサインです。
自分自身が休むこと・相談することを優先してもいい段階です。
まず今の自分の状態を、そのまま受け止めてみましょう。
今すぐやめていいこと
限界に近いとき、新しいことを始めるのは重すぎます。
まず「何をするか」より「何をやめるか」を考えてみてください。
やめていいことは、思っているよりたくさんあります。
毎朝の「行けそう?」の確認をやめる
「今日はどう?行けそう?」と毎朝確認していませんか?

確認しなきゃと思うけど、声かけがつらい
その確認は、親にとっても子どもにとっても緊張の時間になっていることがあります。
私も「明日は行けそう?」とか「今日は起きて行ける?」と聞き続けていた時期がありました。
その言葉を口にするたびに、自分の心が重くなるのがわかっていたのに、やめられないときがありました。
朝の声かけをしない日を試してみましょう。子どもの様子を見守るだけでいい日があってもいいんです。
学校への連絡を「毎日」にしない
電話して、状況を説明して…それだけで1日が終わったと思えるくらい疲れることってありますよね。
最近ではアプリなどで出欠連絡ができるようになってきましたが、電話が必要な場面もあります。
- 毎回現状を言うのが苦しい
- 学校からの電話が、責められているように感じる
- 理解していない先生が電話に出て、一から説明するのがつらい
- 悪いことをしている気持ちになる
苦しいのなら、先生に学校への連絡の配慮をお願いしてみるのはおかしなことではありません。
「週1回の連絡でもいいですか?」
「行けるときの電話でもいいですか?」
こんな風に、私も苦しかった時期は、やり取りがつらいことを伝えました。
私がどうしてもつらいと思っていること、その中で学校ができること、できないことを明確にして、減らせることをお願いしました。
私自身も、相談したことが全て叶ったわけではありません。
しかし相談したことで、学校側も許可したくても個人の判断ではできないこともあると理解できました。
もしどうしても連絡が必要なときは、
- 内容をテンプレ化して、短く済ませることも立派な対処法です。
先生も仕事として確認が必要ならば、私も仕事のようにテンプレで伝えていた時期がありました。
同じ学校でも対応が変わることもあるし、学校ごとでも対応が違う場合があります。
「相談してみる」という選択を心に止めておいてください。
説明をひとりで背負わない
子どもの状況を家族、祖父母、学校に説明し続けるのは、本当に消耗します。
理解してもらえないとき、なおさらです。
「今は説明しなくていい」と自分に許可を出してみてください。
ひとりで全員を説得しようとしなくていいんです。
考え方は人それぞれ。
私は自分が苦しい時に、無理に話す必要はないと思います。
自分の心の安全を守りましょう。
私の場合は、自分の心が本当に大丈夫と思えるまでは、相手にはこちらからは伝えませんでした。
説明は一緒に暮らす家族や、担任など理解してもらう必要があるときだけに絞りました。
もし協力や時間が取れるなら、学校の面談をご主人にも同席してもらえると学校と夫の橋渡しをせずに済みます。
家事を完璧にしようとするのをやめる
掃除が後回しになっても、夕食が簡単なものになっても、今は仕方がありません。
いつもと同じようにしなければならないということはありません。
産後や高熱が出たときも家事が完璧にできないように、つらいときは自分のために完璧にする必要はありません。
家が多少散らかっていても、親が壊れるよりずっといいです。
食事は、子どもが食べてくれない・偏食が心配……ということもありますよね。
私の体験談と工夫は、こちらにまとめてあります。

怒鳴りそうになったら、その場にいるのをやめる
「また怒鳴ってしまった」「ひどいことを言ってしまった」
そう自分を責めていませんか?

怒鳴らない親になることより、怒鳴りそうな場面から離れる仕組みが先です。
爆発しそうになったとき、その場にいる必要はありません。
「ちょっとトイレ」「飲み物取ってくる」と言って、まず物理的に離れることが最優先。
距離をとることで、自分と子どものお互いを守ります。
その場にいることをやめることで、気持ちを落ち着ける時間をとることができます。
気持ちを落ち着ける具体的なステップは、こちらの記事で紹介しています。

気持ちを外に出す「書いて手放す」方法
少し余裕ができたら、次に「気持ちを外に出す」ことを試してみてください。
悩みを相談できる人なんていない…
そんな風に当時私は思っていました。

不登校の相談なんて誰に話したらいいの…
絶望感のような暗闇に閉じ込められた気分でした。
元気に学校へ行っている子どもを持つママ友には、この悩みは話しにくいですよね。
私が一番苦しい気持ちだった頃、なかなか思うように吐き出せる場所がみつかりませんでした。
どうにかしてこの気持ちを取り除くにはどうしたものかと、また悩みました。
私がそのときに役立ったのがノートとペンです。
ノートとペンじゃなくてもチラシの裏でも、その辺にある鉛筆でもなんでも良いのです。
もやもやすること、イライラすること、泣きたい気持ちになること。
それを子どもが居ない時間や就寝前に、感情を自由に書いて吐き出します。
なんだそんなことか…そんなふうに思われたかもしれません。
しかし、これは心理的な効果が証明されているものです。
頭の中でぐるぐる考えていると、いつまでも悩みは堂々巡りになってしまいますよね。
それをノートに書き出すことで感情が表に吐き出されます。
吐き出された言葉がノートに移動することで、心の整理ができてストレスも軽減する効果があります。
心のモヤモヤやネガティブな感情を開放することで心が軽くなる状態になることをカタルシス効果と呼びます。
頭の中に浮かんだ感情や思考をそのまま書き出す手法のことをジャーナリングといいます。
ジャーナリングは「書く瞑想」とも呼ばれています。
思考や悩み、心の内面を整理する方法として、忙しいビジネスマンや起業家の方など仕事で取り入れている方も多くいます。
ノートに書き出された言葉を客観的に見ることで、ストレスや不安の軽減だけでなく物事を俯瞰してみることができます。
- 私ってまだわからない未来のことに不安になっていたのかも
- 自分の思い通りにならなくて焦っていたんだな
書き出すことで客観的な視点で、新しい角度で見ることができるようになっていきました。
▼心が軽くなる対処法についてはこちら

「ノイローゼになりそう」な親は、少なくありません
子どもが不登校になると、まるで自分だけが世界に取り残されてしまったような感覚になりませんか?
世界でたった一人になってしまったような孤独感を、私も知っています。
でも、文部科学省の令和5年度の調査によると、
小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人(前年度299,048人)であり、前年度から47,434人(15.9%)増加した。11年連続増加し、過去最多となった
と述べられています。
全国の小中学生全体で見ると、およそ27人に1人が不登校という計算になります。
表にはわからないから、孤独を一層感じてしまいますがクラスに1人はいる計算になります。
家庭の中の悩みは外から見えにくいだけで、同じように不登校に悩み、心が追いつかなくなっている親は少なくありません。
限界を感じているのは、子どもをどうでもいいと思っているからではありません。
ずっと気にかけ続けてきたから、心が疲れ切っているのです。
▼不登校になった原因が気になる方はこちら

親だけで相談できる場所がある
「子どもが動かないと相談できない」「本人が行かないと意味がない」と思っていませんか?
子どもが動けないときは、まず親だけで相談していいんです。
信頼できる人や場所に気持ちを吐き出すことで、心の負担が軽くなります。
相談できる場所は一つではありません。
- スクールカウンセラー
- 教育相談センター(自治体の不登校相談窓口)
- 親の会
- フリースクールでの相談
- 心療内科・精神科(眠れない・食欲がわかないなどの症状が続くとき)
- カウンセリング(個人や病院、一部の大学)
眠れない・食べられない状態が続いているなら、心療内科や精神科に相談することも選択肢のひとつです。
「学校のカウンセリングには行きづらい…」
「誰かに会うのが億劫…」
リアルでいきなり込み入った話をするのは、正直ハードルが高いですよね。
最近ではオンラインで受けられるカウンセリングサービスもあります。
顔出し不要・匿名OKなので、自分が安心できる場所から相談できる選択も増えています。
▼おすすめのオンラインカウンセリングの記事はこちら

▼居場所や相談先の記事はこちら

まとめ|まず親が壊れないことを優先していいとりあ
不登校の親がノイローゼのように追い詰められるのは、親が弱いからではありません。
毎日の不安・学校対応・家庭内の緊張をひとりで抱え続けているからです。
今は「何かを頑張る」よりも、まずやめていいことから始めてみてください。
朝の登校確認をやめる
学校への連絡を毎日にしない
家族への説明をひとりで背負わない
家事を完璧にしない
怒鳴りそうになったら、まずその場を離れる
気持ちを書いて吐き出し、相談できる場所を一つ見つけてみてください。
子どもへの対応は、親が少し回復してからでいいのです。
▼少し心が回復してきたら、日常のセルフケアも取り入れてみてください


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