毎朝の声かけがつらい、学校への連絡がしんどい、夫にも親にも相談できない……
母子どもが一番つらいのはわかってる。でも私もギリギリかも…
しんどくなるのは、あなたのせいでも子どものせいでもありません。
不登校の親御さんがしんどくなるのは、気合いが足りないからでも愛情が薄いからでもありません。
まず自分の状態に気づいて、いたわるところから始めましょう。それがセルフケアの第一歩です。
※医療的な診断・治療を行うものではありません。
セルフケアではどうにもならないほど心や身体の不調が続く、持病がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。
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不登校の親がしんどくなるのは、当然のこと

毎朝声をかけて、学校に連絡して、仕事もして…何が正解かわからなくなってきた。
不登校になると、親は一度いくつもの「重荷」を抱えることになります。
- 子どもの体調・気持ちへの気づかい
- 学校・担任とのやり取りのストレス
- 仕事との両立、家事・育児に休みがない
- 夫婦間の温度差、きょうだいへの影響
- ママ友にも親にも相談しにくい孤独感
これが同時にやってくるのです。
一つひとつなら乗り越えられることでも、全部が重なれば誰でも消耗しますよね。
しんどいのは状況の問題です。
私自身、子どもが不登校になってしばらくの間、仕事も身が入りませんでした。自分のことも後回しにし続けた結果、体調も悪くなってしまいました。

大切なお子さんのことだからこそ、しんどくなるのは当然です
STEP1|自分をどう扱っているか、まずは気づく

まずは自分に目を向けてみましょう。
どんな言葉を自分にかけていますか?
タスクをこなせなかったとき、何かを忘れたとき、あなたは自分に普段どんな言葉をかけていますか?
- 「またできなかった。ダメだな」
- 「こんなこともできないの?」
- 「もっとしっかりしなきゃ」
もしかして、忙しくて一生懸命なあなたは自分を追い立てていませんか?

言われてみれば、自分に一番厳しい言葉をかけていたかもしれません
大切な人に言うように、自分自身に言ってあげる

あなたの大切な人が毎日必死に頑張っているのに、心の中で自分を責めていたとしたら、どんな言葉をかけてあげますか?
「間に合うから大丈夫だよ」
「一つできたね!」
「よくやってるよ」
普段の自分にかける言葉を、今日から大切な人に声をかけるように変えて自分自身に伝えてあげてください。
欲しい言葉をくれる王子様や魔法使いが現れなくても、誰よりも努力して良いお母さんでいたいと自分を後回しにしてきた姿を、ずっと見守ってきた人がいます。
自分のことを一番見ているのは自分。
誰よりも頑張ってきた自分を、愛しいお姫様のように褒めてあげてください。

言葉が思いつかないときは「よし!頑張った!えらい!」だけでも大丈夫です
- 自分の大切な人に声をかけるように、普段の自分にも声をかけてみる
STEP2|心と身体の「前兆」をキャッチする習慣

次に心と身体の両方を見つめてみましょう。
今の自分の心と身体の状態をみつめる
今のあなたの心と身体はどんな状態ですか?
- イライラしている
- 身体のどこかに力が入っている
- 呼吸が浅い
- 頭が落ち着かない、ざわざわする
- 頭痛や腹痛がある
- 涙が出そう、もしくは涙も出ない
不登校のこと、家事や育児のこと、仕事のこと……
気がかりなことが重なると、自分の状態に気づく間もなく日々が過ぎていきますよね。
早めのセルフケアで「悪化を防ぐ」

もしどこかに力が入っていれば、気がついたときストレッチしたり深呼吸をしてみるといくらか軽減されます。
軽い頭痛がするから早めに寝る、疲れを感じたら一旦休む。
「悪化する前に予防する」ことは頭ではわかっていても、後回しにしがちです。
病気をする前に予防することの大切さは、看護師で学んだだけでなく、不登校の母となってより一層大事にしているセルフケアの基本です。
母疲れた日の生理のときや寝不足の日は、頭痛が起きやすいことに気が付きました
普段から自分の状態に目を向ける時間をもつと、小さな変化に早めに気がつくことができます。
おすすめはリセットされたばかりの朝の5分間。
ストレッチや深呼吸を取り入れながら、今日の自分の状態を観察する習慣をつけてみましょう。

モーターも回り続けると熱くなりますが、止めれば冷えます。普段から少しだけ休む時間を取り入れましょう。
「休んでいい」と自分に許可を出すこと

毎日の生活の中でホッと一息つける時間をもつことは、予定をこなしていくのと同じくらい重要なことです。
私は子どもが不登校になるまで、休息の大切さに気づかずにいました。
仕事が残業のときも他の人が一息入れて休んでいるときでさえ、仕事の手を止めずに作業していたくらいです。
少し休んだほうが効率がいいよと言われても、自分は手を止めたら帰りが遅くなる気がしてできませんでした。
子どもが不登校になって、いくらか時間が過ぎていったとき。
ふと、もしかして子どもは私に、「頑張りすぎているんだよ。休むことは必要なんだよ」と教えてくれているのかなという気がしました。
頑張り屋のママこそ「休んでいいんだよ」と自分に許可を出すことが必要です。
完璧になろうとする気持ちを手放していい。期待に応えようと自分の心や身体をすり減らさなくていい。

じゅうぶんに、じゅうぶんにあなたはもう頑張っています
- 自分の心と身体に注目して、疲れていたら早寝する、気分転換する
STEP3|しんどい自分に小さなご褒美

あなたに優しく声をかけてくれる人はいますか?
STEP1であなたは自分自身にどう声をかけていましたか?
ねぎらいの言葉をかけてもらいたい?
息子いつもありがとう!手伝おうか?

家事はあと何がある?終わったら映画を一緒に見ない?
身近にこんな言葉であなたをハグしてくれる人がいれば、この記事は必要ないかもしれません(笑)。
現実はなかなか理想通りにいかないですよね。
承認欲求とは誰かに褒められたい・認められたいという欲求のことです。
言ってもらいたい気持ちがあるのは自然なことで、悪いことではありません。
言われたい言葉を待っているだけでは、自分が疲弊してしまいます。
他の人から言葉をもらえなくても、あなたの努力が否定されているわけではないのです。
自分の機嫌を取るというセルフケア

子どもが不登校になって自分を責めていませんか?
今は自分を大好きだと言える私ですが、長い間そうではありませんでした。
「うわー!こんな重たい荷物をここまで持ってくるなんてすごすぎる!」
「今日は掃除して、シーツも洗って偉すぎる!夕飯は無理せず簡単にしちゃおう」
誰かに言ってもらいたい言葉を、自分へ優しく声をかけてみましょう。
それは、ほかならぬ「あなた自身」です。
「頑張りすぎたんだよ。大丈夫」
これまでの努力を認める言葉を添えて、自分自身を抱きしめてヨシヨシしてあげてください。
ささやかなご褒美が心を回復させる

いつも自分以外の人を優先しているあなたに、自分から小さなご褒美をあげてみませんか?
最上階のスイートルームやハイブランドのバッグじゃなくっていいんです。
一日の中でホッとできる時間を少しプレゼントしたり、いつもは我慢してやめてしまう選択をあえて選んでみてください。
乾ききって砂漠のような心にうるおいを与えてみませんか?
私が一番初めに自分にプレゼントしたご褒美はドリップコーヒーでした。
その理由は、産後の育児に疲れ切っていた頃の思い出でした。
わずかな時間にすがる思いで駆け込んだカフェ。
頼んだコーヒー(当時はデカフェでした)が、涙が溢れるくらい身にしみて、満足感が大きかったんです。
きっとスーパーの棚に並ぶ一番安いインスタントコーヒーから、ドリップコーヒーに変えてみたら自分が嬉しい。
無意識に我慢していたものを、少しだけ自分に許す。その積み重ねが心を満たしていきますよね。
ドリップコーヒーはなんとも言えない香りが鼻を抜けて幸せな気分になりましたよ。
自分へのご褒美の予定をつくって、機嫌を取る。
セルフケアでも追いつかないほどしんどい日は、無理をせず誰かに頼っていいんです。話を聞いてもらうだけで、ほどけていく気持ちもあります。

まとめ:しんどいあなたへ、少し自分に優しくなってみて

不登校でしんどくなるのは、あなたが弱いからではありません。
重なる課題の前で、懸命に向き合ってきた証です。
まずは自分を大切に。今すぐ元気にならなくても大丈夫。
親子関係を壊さないようにしながら、少しずつ前に進むことができます。
今日から始められる3つのセルフケアをおさらいします。
自分に向けている言葉を意識するだけで、自己批判のクセに気がつくことができます。
朝5分、自分の状態を観察する習慣をつけましょう。
自分をチヤホヤする言葉がけと、小さなご褒美で心に潤いを。
そして、どうしても笑えない日があっても大丈夫。
世間体や罪悪感で心が重いときは、こちらの記事を読んでみてくださいね。


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