
体験だけ受けて断るなんて、できるのかな
不登校の子にオンライン家庭教師を探していると、たいていここで手が止まりますよね。
わが家は不登校専門オンライン個別指導「ティントル」の無料体験を、親子で受けました。
結果としてわが家は選びませんでした。でも、親の安心度でいえば一番おすすめだと思っています。
企業への取材ではありません。
本気で入会を考えて申し込み、そして断った側の記録です。だから遠慮なく、気になったところまで書きますね。
※条件や体験の流れは変更される可能性があるため、必ず公式サイトや事前相談時に最終確認をしてください。

\ 気になることも確認できる/
公式:ティントル
結論:わが家は選ばなかったけど親の安心度は一番

ティントルの無料体験をしました。
結果としてわが家は選択しませんでしたが、不登校のご家庭でとても相性が合うご家庭もいると感じましたので、判断材料として書きます。
先に立場をはっきりさせておきますね。わが家は最終的に、ほかのサービスを選びました。
それでも親の安心度という一点でいえば、ティントルが一番だったと今も思っています。

選ばなかった理由と、それでもすすめたい理由。両方を順番にお伝えします。
選ばなかった理由は2つ
わが家がティントルをやめた理由は、2つだけでした。
1つめは、心のサポートが手厚いことです。話しやすくて良いしくみだと感じました。
ただ、うちの子が今いちばん求めているものとは違ったんですね。
ここは良し悪しではなく、その子が何を必要としているかの問題だと思っています。
2つめは、講師を申し込んだあとにしか選べないことでした。
講師は現役大学生講師の中から選ぶかたちです。合わなければ無料で交代してもらえますが、決めるのは入会したあとになります。
わが家は子どもに決めてもらうスタイルでした。
だからこそ講師がどんな人になるか契約後でしかわからないことが、子どもが決めきれない理由になったんですね。
それでも一番おすすめだと思う
矛盾しているように聞こえるかもしれません。
でも、選ばなかったからこそ見えたものがありました。
ティントルには、休むことと、勉強はその子をみて進めていくことが「例外」ではなく「前提」で組まれているという設計思想があります。
不登校の家庭にとって、どれだけありがたいか。理由は記事の後半でくわしくお伝えしますね。

まずは、「実際に何が起きたのか」から見ていきましょう。
申し込みから体験までに起きたこと

「申し込んだら、いきなり何かが始まるのかな」と身構えてしまいますよね。実際の流れをそのまま書きます。
申し込みの翌日に連絡が来た
まずティントルのホームページから、体験授業と個別相談をしたいことを問い合わせから申し込みました。
詳しい個人情報は入れなくて良かったので、気負わずに済みました。
翌日には担当となる方から連絡が来ました。そこで個別相談の日程が組まれます。
このときまず子ども抜きで、私とオンラインで話すと伝えられました。

いきなり子どもが誰かと話す形ではないんですね。ここで少しほっとしたのを覚えています。
最初は親だけのオンライン相談
親だけのオンライン相談も、最初にやり取りをした担当の方でした。
相談の前には、面談ルームの案内がありました。電話でも丁寧に説明してもらえたので、パソコンの操作で不安になることはありませんでした。
相談では、他に以下のようなことを聞かれました。
- 子どもの不登校歴
- 心配に思っていること
- どんな状況か
- 子どもの好きなこと、興味のあること
そのあと、ティントルについての詳しい説明も受けました。
正直に書くと、もれのないようにマニュアルに沿った説明なのかなとも感じています。
ただ、それは裏を返せば、誰が担当でも同じ説明が受けられるということでもありますね。
このとき相談にのってくれた担当の方が、そのまま子どもの心のサポーターとして「担当の不登校心理相談士」になると教えてもらいました。
明るい印象の方でした。
気づけば1時間を超えていた
疑問についてすべて答えてくれたので、気がつけば1時間以上経っていました。

ここまで教えてくれるところ、なかなかないんだよ
正直、びっくりしました。とことん聴いてくれる、ティントルの優しさを感じた時間でした。
入会後に欠席するときは、1時間前までにLINEで報告できるとのことでした。
指導のフィードバックや宿題も、やりとりしやすそうだと感じました。
休んでしまったら振替をしてもいいし、振替をしなくてもいい。子どもの状態に合わせて使えるところは、素直に良いと思いました。
ペンタブレットの練習もした
ティントルの個別指導ではペンタブレットを使うのですが、実際の操作方法を親もマウスを使用して教えてもらいました。

実際にやってみると、マウスで文字を書くのはやはり難しいとわかりました。
ペンタブレットが必要な理由が、説明を聞くよりも先に手でわかりました。
映像も実際に先生の顔と文字が双方向で見えるのを確認できたので、わかりやすいと理解できました。
タブレットはレンタルもできますし、購入も選べます。市販のものでもいいとのことでした。
家庭の事情に合わせられるのはありがたいですね。
ここまでが、親だけで受けた1回目です。子どもの体験は、また別の日でした。
子どもの体験は「授業」ではなかった

「いきなり勉強させられて、うちの子が固まってしまわないかな」。ここがいちばん心配な方も多いと思います。
いきなり勉強を始めない
別日に、子どもの体験授業がありました。
この日も、同じ担当の方でした。
不登校専門らしいと感じたのは、授業をいきなり始めなかったことです。
まず担当の方が自己紹介をしてくれました。
そこから自然な流れで、前回私が質問を受けて答えた「子どもの好きなこと」で前半は話が盛り上がったんです。
子どもはただ楽しくおしゃべりをしていました。でも隣でこっそり覗いてみたら、雑談から地域の名産品など社会につながるようなお話をしているようでした。
会話の中でどんなことを目標にしたいかも、丁寧に聞いてくれます。

好きなことやお互いに話せる内容で話しながら、性格や子どもの印象を見ている様子でした。
表情が和らいでいった
緊張していた子どもも、表情が和らいで、終始和やかに進みました。
子どもにもマウスで書くお試しをしてもらい、ペンタブレットについての説明を受けます。
お試しのあとにも、不明点があれば答えてくれました。
担当の方とも子どもは話がはずみ、良い印象で終わっています。
体験は授業というよりも、子どもの緊張をほぐして、会話を楽しんで、そのなかで軽く学びを取り入れつつ、説明をしてくれたという印象でした。

いきなり勉強をさせられなかった。それだけで子どもの表情はやわらいだよ
ここまでは、わが家にとって安心できる時間でした。ただ、このあとに大事なことがわかります。
体験の先生と、担当の先生は別の人です

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
体験を担当するのは心のサポーター
子どもの体験授業を担当してくれたのは、前回の説明もしてくれた、契約後に不登校心理相談士として「心のサポーター」となる予定の方でした。
理由も説明してもらっています。
子どもに一番合う先生を紹介できるように、まずサポーターが子どもを知るためだそうです。
納得できる理由ですし、実際その時間はとても良いものでした。子どもも「サポーターさんは良い人だった」と体験後に教えてくれました。
ただ、事実として押さえておきたいことがあります。体験で会った人は、入会後に教えてくれる講師ではありません。
講師が決まるのは入会後
講師は、申し込んだあとに決まります。
わが家は子どもに決めてもらうスタイルでした。
だから講師がどんな人になるか契約後でしかわからないことが、子どもが決めきれない理由になりました。
これは、誰にとっても問題になるわけではありません。
「先生は誰でも、まず始めてみたい」というお子さんなら、まったく気にならないと思います。
困るのは先生との相性を確かめてから決めたいお子さんです。
せっかく体験でなついた相手は心のサポーターとして伴走してくれますが、オンライン家庭教師を頼みたいのに、勉強は教えてもらえない相手なんですから。
実はわたし自身、以前から体験授業についてこう書いてきました。
体験授業は「お試し」ではなく、お子さんと先生の相性を見極める大切な機会です

わが家は、実際に担当してくれる先生で無料体験ができたサービスも受けました。両方を受けたので、違いを正直に書きますね。
実際に受けられる先生で体験すると、子どもに先の見通しの感覚がわかります。
「この先生の授業、受けたい?」
と親も聞けるんですね。それに、講師のレベルがどれくらいだとしっくりくるのかも測れます。
そこが分からないまま決めるのは、親としてはやっぱり少し不安でした。
ただ、体験できれば正解というわけでもありません。
2回目でやっぱり合わないということもあります。実際、過去にわが家も契約後に講師を変えたことがありました。

だからこそ本当に大事なのは、合わなかったときに交代できるかどうかなんですね。
それでも交代は無料でできる
ここが、ティントルの強いところです。
講師への希望や曜日・時間の空きにもよると思いますが、私の体験では講師候補は一人ではなく、何人か候補を出せるとのことでした。
そして合わなければ交代できます。
しかも無料です。
「一度決めたら我慢するしかない」という形ではありません。
交代を伝える相手も、講師本人ではなく心のサポーターです。
直接言わなくていいので、角が立ちません。言い出しにくさで我慢してしまう親御さんには、ここは大きいと思います。
つまり体験で相性は測れないけれど、入会後に測り直せるしくみになっているんですね。
そこをどう受け取るかで、判断が分かれるところかと思います。
ほかに正直に気になったこと

良いところだけ並べても、判断の材料にはなりませんよね。気になった点も書きます。
心のサポーターは窓口も兼ねる
講師が嫌な場合は心のサポーターに伝えればいいので、角が立たなくて良いなと思いました。
ただ、心のサポーターははじめの窓口でもあります。つまりサポーターの方が合わないと感じた場合は、直接お伝えしなければいけません。
ここはメリットでもあり、デメリットにもなりうると感じたところです。
「講師には言いにくい」を解決してくれるしくみが、そのまま「サポーターには言いにくい」に変わる可能性があるからですね。
なお、初期費用は正直なところ、はじめにまとまった金額がかかります。
ただ月額は基本的に受けた分だけなので、そこは納得感がありました。金額の内訳は別の記事にまとめています。

この手厚さを、負担に感じる親もいます
そしてもう1つ。サービスが合わないだろうと感じたご家庭の姿がありました。
家のことや悩みを正直に話すのが苦手だったり、隠したいと感じる方は、合わないかもしれません。
ティントルはお子さんともLINEでつながり、声かけもしてくれます。
それをもし親が信頼できないと思ったり、不安になるご家庭だと、うまくサービスを活かせないのではと感じました。
逆に、それが受け入れられるのであれば大きな価値になります。お子さんは家にいながら、第三者との関わりが自然に持てるからです。

手厚さは、受け取れるか受け取れないかでも変わってきます。
親子だけの閉じた空気を変えたい方には、ここは想像以上に効いてくると思います。
選ばなかったのに一番おすすめな理由

わが家は子どもの気持ちと相談して、ほかのサービスに決めました。
それでもティントルを、親の安心度からいえば一番おすすめだと感じるのには理由があります。
休むことが前提でつくられている
1時間前までキャンセルが可能です。これは他ではなかなかないサービスです。
少し立ち止まって考えてみてください。
講師も準備がありますよね。1時間前のキャンセルで料金が発生しないのでは、事業としては利益につながりません。
それでもOKにしているのは、不登校のお子さんの状況を理解してくれている証拠だと思っています。
受けたコマ数だけの支払いというしくみも、不安定な不登校の家庭にとって本当にありがたいものです。
寄り添う親御さんの負担や気持ちも理解してくれるからこそだと感じます。
A:休むことが「例外」のサービス。キャンセルの日時が守れないなら休んだ日も料金は発生し、振替の予定をまた立て直す。子どもの体調が読めない月ほど、親は「お金が無駄になった」と感じてしまいます。
B:休むことが「前提」のサービス。1時間前までに連絡すれば費用はかからず、振替もしなくていい。
もやもやせずに「今日はやめておこうね」と言えるのは、どちらでしょうか。
親が財布を気にせず子どもの体調を優先できること。それは、子どもにも伝わっていくと思います。
勉強はその子をみて進めていく
ティントルは不登校専門です。ただ「専門です」という言葉だけでは、何も伝わらないですよね。
わたしが専門らしさを感じたのは、次の場面でした。
- 体験でいきなり勉強を始めず、好きなことの話から入ったこと
- 疑問に答えてもらううちに、気づけば1時間を超えていたこと
- 目標を、こちらのペースで聞いてくれたこと
その子自身を理解しようという姿勢があるんですね。

私の知る限り、その子自身を知ろうという姿勢や、話を聴いてくれる長さはダントツだと感じました。
まずは心の回復から。勉強は学年を越えてその子のペースでいい。その順番が、体験の時間そのものに表れていました。
心のサポーターは1人ではない
心のサポーターである不登校心理相談士は、一人体制ではありません。
その子にとってベストな選択になるように、スタッフ間で共有し合っているそうです。
受験対策のときには、初めて会う相手にも面接の練習ができるようにと、慣れた心のサポーター以外に2名のサポーターもチームに入っているとのことでした。
人が代わっても、話が最初からにならない。これは、何度も事情を説明する疲れを知っている親にとって、とても心強いことだと思います。

充実したサポート体制は、進路を選ぶときにも心強い存在になりますね。
体験だけで終わっても大丈夫でした

ここまで読んでも、いちばんの不安が残っている方は多いと思います。「断れるのか」ですよね。
しつこい勧誘はなかった
結論から書きます。しつこい勧誘はありませんでした。
そして何より、わが家は実際に断っています。断ったうえで、こうして記事を書けている。それが答えそのものだと思っています。
ただ、確認の電話は来た
ここは正直に書きますね。入会をすぐに決定できなくて保留にしたことで、確認の電話は来ました。
見届けたい気持ちがあったのか、契約を取りたかったのか。それはわたしにもわかりません。

わからないことは、わからないまま書くね
「勧誘はゼロです」と書いてしまうほうが、記事としては読みやすいと思います。
でも実際に電話を受けた方が「話がちがう」と感じるくらいなら、こう書いておきたいんですね。
はっきり言えるのは、考えたいといったから電話があっただけで断ったあとには電話は来ないし、困ることは何もなかったということです。
わが家は公式サイトから申し込みました
最後に、申し込みの実際について1つだけ。
わが家は公式サイトのフォームから申し込みました。
「ご質問・ご相談など」の欄に、体験授業と個別相談をまとめてお願いする形です。
翌日には連絡が来て、そのまま日程が決まりました。

公式サイトのフォームからだよ。翌日には連絡が来たよ
体験は無料です。そして断れます。
まずは親だけの相談から始まるので、お子さんをいきなり誰かの前に出す必要もありません。
まとめ:合うかは受けてみないと分からない
ティントルの無料体験を親子で受けた記録を書いてきました。おさらいします。
- 体験は「授業」ではなく、会話で緊張をほぐす時間だった
- 親だけの相談が先。子どもがいきなり出る場面はない
- 体験を担当するのは心のサポーター。講師が決まるのは入会後
- 合わなければ講師は無料で交代できる。伝える相手もサポーターでよい
- 1時間前までキャンセル無料。振替もしなくてよい
- しつこい勧誘はなし。ただし保留にしたら確認の電話は来た
合いそうなご家庭は、家のことを正直に話せて、子どもが第三者とつながることを前向きに受け取れるご家庭です。
お子さんが「年齢の近い、話しやすい先生がいい」というタイプなら、講師は大学生のティントルは相性が良いと思います。
そして「休ませたい日に、お金を気にせず休ませたい」と感じている方には、心からおすすめできます。
慎重に考えたいご家庭は、まず家庭のことを詳しく話すことに抵抗がある方です。
そしてもう1つ。
講師と合うかどうかは、どのサービスでも受けてみないと分からない部分があります。
ただティントルの場合は、大学生の講師の中から、授業を受けないまま選ぶという形になります。
そこが気になる方は、ほかも見てから決めると納得しやすいと思います。
わが家は選びませんでした。でも、それは「良くなかったから」ではありません。
うちの子が今ほしいものと、ティントルがいちばん得意なものが、少しだけ違っただけです。
合うかどうかは、受けてみないと分かりません。
そして受けてみるだけなら、失うものは何もありませんでした。


焦らず、お子さんのペースで進んでいきましょう。
\ 体験は無料。断ってもだいじょうぶ /
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